自律神経に働きかける爪もみ療法
自律神経免疫療法の一つとして、爪もみ療法という方法があります。
爪の生え際には、神経線維が密集しています。
そのために爪の生え際を人差し指と親指で挟んで刺激してあげると、過度なストレスなどで乱れてしまった自律神経のバランスの整え、良い状態に戻す効果があるのです。
自律神経のバランスが整えられると、免疫力が正常化するので、様々な病気や症状に対して良い改善効果が発揮されるようになります。
爪もみを効果的に行う方法
また、爪もみを行う際には、呼吸も大切です。
爪の生え際を押すと、基本的に副交感神経が優位になります。
そのため同様に副交感神経を優位にする腹式呼吸を合わせて行うようにすると効果がより一層高まるわけです。
具体的には、お腹を膨らませるように息を吸い込んだ後、ゆっくりと吐きながら、爪の生え際を一本ずつ押していきます。
息を吸うときには力を抜くようにします。
一つの指に対して約10秒程度を2~3回繰り返すと効果的です。
1か月くらい続けていくと効果があらわれてくるようです。
ただ、やりすぎは逆効果になるの注意しましょう。
自律神経免疫療法で改善する症状
この爪もみによる自律神経免疫療法によって、自律神経の乱れから生じる
自律神経失調症やうつ病
パニック障害
またアトピーや喘息などのアレルギー症状の改善
などが期待できます。
また免疫力を高めることができることから、風邪など病気にかかりやすい人は、予防のために行うと良いでしょう。
また、このほかにも消化器系、循環器系、呼吸器系、耳など様々な病気に対して効果があるので、健康維持のためにも、日ごろから習慣的に爪をマッサージするようにすると良いかもしれません。
この爪もみ療法は、お金も時間もかからず、誰でも簡単にできる本当に驚くほど手軽な方法です。
そのため逆に本当に効果があるのだろうかと疑ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、理論的にはしっかりしており、迷信めいた民間療法ではないので、ダメ元でも試してみる価値はありそうです。