爪もみは手軽にできる健康法
皆さんは、日々の仕事疲れを癒すために、爪もみを取り入れていますでしょうか。
近年手軽に行える健康法として、世に浸透している爪もみですが、きちんとしたやり方でマッサージをしないと、効果が現れません。
爪の生えぎわは、神経線維が密集する場所です。
そもそも手は第二の脳とも呼ばれており、手の先には体全体の神経が密集しています。
手の血液の循環を良くする事は、様々な病気の改善効果につながります。
自律神経のバランスを整え、免疫力向上を促す効果があります。
なお、爪もみをする際は、爪を両脇から押すのではなく、爪の根本を約10秒ほど押します。
薬指の爪もみについて
今日は薬指の爪もみについて解説いたします。
薬指は本来爪もみを行う際にあまりマッサージをしない部分です。
何故なら、薬指は交感神経を刺激してしまうためです。
よって、薬指をマッサージする際は、他の指よりも弱い力で行った方が良いとされています。
薬指には交感神経が通っているのですが、交感神経は、闘争や緊張を促す神経で、たしかにこれを刺激することにより、眠気に効果があると言えます。
ただ、闘争や緊張を促すということは、血圧や血糖値を上げる働きがあるということで、一時的であれば特段問題はないのですが、継続した状態に陥ると、体を壊しかねません。
薬指の爪もみで眠気をさます時には注意が必要
よって、眠気を一時的に解消する、などといった一時的な症状の改善を狙うのであれば、薬指をマッサージするのは問題ないのですが、効果があまり感じられないからと言って、痛いと思えるほど強く押すのは血圧や血糖値が上昇し続け、体調不良のきっかけになりかねないので、他の指の爪をもむよりも、短く弱くマッサージしたほうがよさそうです。
爪もみが世に出た頃、薬指をマッサージすることは、こういった理由からあまり実施されてきませんでしたが、近年薬指をマッサージすることで、ダイエット効果がある、といった結果が報告されるとともに、そのマッサージ法も確立され始めてきています。